株価が上がる基本的な仕組みについて - インド株で海外投資を始める為の株式投資入門

インド株にかぎらず株価が上昇する要因に関して色々なものがありますが、株の入門書
などの書籍には当たり前のように色々な要因が書かれています。



しかし、実際には多くの投資家が誤解しています。どれも正しいけれども正解はないので
難しいところではありますが、事実をしれば過熱した相場でも冷静に取引できます。



一般的に株価が上がる理由は「企業業績が良い」「景気が良い」「企業の将来性」などが
あげられますが、こうした条件を満たしていながら沈んでいる銘柄が沢山あります。



株価が上がるのは単純に株を買う人がいるからです。または株を買いたい人がいるから
です。つまり、株を買いたい人が売りたい人を上回ったときに株価は上昇します。



ですので、株式投資では投資家の心理動向を把握することが非常に大切なんです。基本
的にテクニカルもファンダメンタルズも投資家の心理動向を把握するためのものです。



この点を無視して相場分析を行っても意味がありません。上述したようにいくら株価が上昇
するための条件を満たしている銘柄であっても買い手がいなければ株はあがりません。



相場参加者が「そろそろだな」と思って売り始めたら上がるものも上がりません。株というの
は一方的に上昇したり、また、下落したりすることはありません。



必ず小さく上下変動しながら大きく上昇したり大きく下落したりします。つまり買われている
株が買われて売られている株は売られるので、その間を縫って買ったり売ったりするので、
一方的に上昇したり下落したりすることがないのです。



ですので、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析も大切なのですが、他の投資家がどの
ように考えているのか意識する必要があります。そうしないと相場分析が無意味です。