インドの魅力はなんといっても、人口の多さと質の高い労働力です。しかも全労働人口の
うち30歳以下の人たちが占める割合が世界的にみても非常に高いです。このため、長期
的な経済成長を実現出来る可能性が非常に高いです。
インドの人たちは精神性の高い生活を送っているので、日本や中国のように急激に拡大
することはないかもしれません。しかし、こういったことが株式市場全体にに反映される
には時間がかかります。資金調達を外部に頼る部分が非常に高いからです。
ちなみに、今現在インドの経済成長率は全世界で第3位につけいています。しかし、インド
はこれまで、中国のようにオリンピックや万博のようなイベントによる特需がありません。
ですので、中国は来月から上海万博が開催されます。これで一区切りつきますので、これ
までのような経済成長を維持するのは考えにくいです。
これによりアジア経済は収縮に向うことになります。ですので、もし、インド株に限らず、
金融商品で運用している場合は夏を迎える前に一旦全て整理されることをオススメします。
先のことは誰にも分かりません。しかし、中国経済が失速している中で、インドだけが浮上
するということは考えにくいので、次第にこうした動きが世界中に広がっていきます。
そして、そうした動きを待ち構えているかのように、世界的に様々なことに対して規制が厳し
くなってますので、より、世界経済を失速させる可能性があります。
そうなりますと、
株で儲けよう などとのんきなことをいってられなくなりますので、もし、すで
に利益が出ているのであれば、早い段階で利確して、しばらく様子見に徹するべきです。
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