タタ・モーターズが、30万円以下の低価格自動車ナノを発表した
ことにより世界中が驚愕しました。
まさか、日本国内の主要メディアで取り上げられるとは思いませ
んでしたが、それだけ衝撃度が強いことと捉えられたのでしょう。
そんな中、インド以外の基準を満たすことはできないと、陰口を
叩かれておりますが、これまで、不可能とされていたことを実際
に可能としたのだから大したものです。
昭和30年代の日本をみても分るとおり、インフラ整備が整って
いない当時はオート3輪などが大活躍しました。
こうした国内需要を満たして、潤ったことによって、国内の自動
車メーカはその後世界で大躍進したわけです。
インドも同様に、いや、それ以上に躍進する可能性があります。
タタ・モータースは今現在、米フォード・モータースとジャガー、
ランドローバーのM&A交渉権を手にし、周囲からは無謀と非難
されていたにもかかわらず、最終的には傘下におさめました。
タタ・モータ-スは現時点では世界的なブランド力が無いので
即、大きなシナジーは期待できないかもしれません。
しかし、 タタ・モータ-スには将来的には大きな成長が期待でき
るので今後フォードが本格的にインド市場に進出する上でこれ
以上のパートナーはいないと思っております。
インド株式市場はIT・ソフトウェアが牽引していることから自動車
セクターの企業の多くは割安状態が続いております。
今後は同セクターへより注目が集まることが期待できます。
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