今現在、サブプライム関連の
金融商品を取り扱っている欧米
の金融業界の多くは深刻な被害を被っています。
そして、こうした企業の多くがインドのソフトウェア大手にとって
は最優良顧客であるわけです。
依然として、欧米の
金融機関の多くは追加増資を繰り返してい
ることからも分るとおり、事業再建に向けて苦しんでおります。
今後は、貸し渋りから一般企業も融資を受けられなくなり、一時
の日本のようになる可能性が高いので、インドだけに限ったこと
ではないのですが、今後の受注に関して心配されています。
大きな理由としては、一般的にIT投資予算は売上に合せて投じ
られているので、今後はあらたに新規顧客を獲得するか、既存
顧客の発注上のシェアを拡大する必要があります。
また、すでにソフトウェア技術者の賃金も欧米の7割程度まで
上昇していることから、数万人レベルで雇用しなければならな
い規模にある大手企業にとっては大きな問題です。
そして、09年で、ソフトウェア業界の産業育成の優遇措置が、
終了する予定となっております。
今のところ延長される可能性は低いので、IT・ソフトウェア大手
のインフォシスは今後大きく低迷する可能性があります。
急成長を遂げてきただけに、長期的な調整期間に入った場合
は相当長引くことが予想されます。
一方、IT・ソフトウェア業界とことなり製薬業界は、米国景気
後退も関係ないので、今後大きく注目されそうです。
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