【インド株が判る株式投資入門】
世界中のIT関連事業の成長に大きく付与しているインドですが、
これまで、労働賃金の安さと、技術の高さからインドに進出する
ハイテク企業が多かったのですが、今現在陰りが見えています。
主な要因として、インド経済の急激な経済成長にともない、従業
員の賃金上昇や、不動産価格の高騰が大きな要因となってます。
また、昨年地元紙にて米パソコン大手デルの研究開発部門が、
中核のハードウエア設計業務を閉鎖すると報じられました。
インドのバンガロールの不動産が高騰しているうえに、インフラが
整備されていないことで交通渋滞の大きな要因とされています。
やはり、急激に成長するとこうした問題も少なからず起きることに
なるわけですが、今現在バンガロールにおけるITエンジニアの賃
金水準は、すでに米シリコンバレーの75%にまで上昇しています。
世界中からの需要が高いうえに、人材が慢性的に不足しているの
で今後も賃金の上昇は避けられそうにありません。
これにより、デルをはじめ、その他のバンガロールに進出している
企業の多くが、台湾などにシフトされることを懸念されています。
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