日本ではオートバイ市場は30年以上前に成熟期を迎えたわけ
ですが、インドでは依然として成長性の高い市場です。
事実、インドのインドの自動二輪車市場は世界第2位の規模に
あり、驚くべきことに総需要は年間800万台です。
実際にこうした背景には依然としてインドの一般市民の足として
バイクの需要が高いことがあげられています。
そして、中間層が拡大していることから、バイクから車に乗り換
えられる動きが活発化することも今後は予想されていますが、
バイクの需要が減ることは考えにくいです。
といいますのも今後はかつての日本がそうだったように、大家族
が当たり前のインド(特に地方)では、一家に一台から一家に2台、
3台が当たり前となる可能性があるからです。
上述した通り、こうしたインドの魅力溢れる二輪車市場に対して
日本のバイクメーカーが見逃すわけもなく、ヤマハやホンダなど
が2000年以降本格的にインドに進出しています。
また、インドに限らず、ベトナムなどの東南アジアではバイクの
需要が非常に高いので、日本市場では到底考えられない大き
なビジネスを展開するにふさわしい市場規模があります。
そして、ホンダやスズキのようにバイクだけでなく、車も製造し
ているメーカーは、将来的なインドの経済成長に合わせてビジ
ネスを飛躍させることが十分できるだけに注目です。
今後もインドの二輪車を製造している企業と日本企業が提携
する動きがより活発化する可能性があります。
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