これまで何度か申し上げさせていた通り、インドは1980年代後半から巨額の財政赤字に
苦しめられてきました。 このため幾度となく経済の発展を妨げてきたのですが、一番酷か
った90年代には印橋の援助で支えられた時期もあります。
インドをこれまで苦しめてきた財政赤字の大きな要因は、深刻な貧困対策などの補助金
が年々膨大に膨れ上がる中で大企 業が少ないため、必要な税収が確保できません。
そして、2000年に入ってからようやく回復の兆しが見えはじめます。以降、7%前後の高い
経済成長を続けています。 また地方の経済を振興したくても劣悪なインフラ整備がネック
となったため、どんなに進めようにも一向に進む気配がありませんでした。
また、整備する為には莫大な資金が掛かることも大きなマイナス要因となりました。 そして、
こうした状況を改善する為に05年に入ると大胆な税制 改革を行います。
そして、ついに税収を増加させることに成功しています。 もちろん、税金をしっかりと払って
もらえるように、経済基盤を しっかりと立て直す必要があったのですが、その為に法人税
などを引き下げ、反対にサービス税を引き上げたのです。
これ以降は、インドへの海外からの投資は爆発的に増えたことにより、地方までのインフラ
整備も加速的によくなっています。 今後インフラ整備への
投資額をさらに増加させる構え
にあるの で長期的な経済発展を保つことが十分可能な状況にあります。
今現在、世界中の国々が中国から、シフトされる動きも目立っていますので、今後もインド
経済の発展に伴ってインド株式 市場も大きく成長することが期待されます。
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