インドといえば、IT・ソフトウェア事業が有名で、
インド株式市場でも、多くの企業が
上場しております。そして、IT・ソフトウェア事業では、もはや完全なる独占状態に
あるインドですが、もちろん最初からこのような状態だったわけではありません。
日本の企業も今では、当たり前のように自社のシステムを一括してインドの企業に
一任するようになりました。そんな中で、有名なのが
新生銀行のリテール・バンキ
ングに関する基本システムを成功させた事例です。
通常3~4年掛かるとされるシステムを何と1年で完成させてしまったのです。また、
時間だけではなく、開発にかかったとされる
開発費にかんしましても一般的な日本
の銀行のおよそ10分の1で抑えることができました。
絶対に国内の同業種の企業にはできない離れ業です。なぜ、このようなことができ
たのかといいますと、単純にインドの
人件費が安いだけではありません。
基本的に、ゼロから開発せずに、すでにある物を積極的に多用したうえで、インド人
開発者・技術者の手によって1つにまとめることができたからです。
こうしたことによって、通常ではありえないとされることを新生銀行は実現させること
ができ、こうして培ったノウハウを積極的に他社の
システム開発にコンサルタントと
して情報を提供するまでになったわけです。
ですので、今後も、インド企業と日本企業が共同で新生銀行のような、未来につな
がる素晴らしい事業が沢山展開されることを期待されます。
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