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高騰するインドの不動産市場について - インド株で海外投資を始める為の株式投資入門





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高騰するインドの不動産市場について


2003年以降では急速に地価が高騰し、不動産バブルが見る
見るうちに拡大しましたが、ようやく沈静化しています。



どれだけバブルが進んだのかといえば、インドと日本はGDPが比較
にならないほど大きな差があるにもかかわらず、ニューデリーなど
の都市部の土地は東京の約80%程度の価格まで上昇したのです。



もっとも大きく上昇した年は一年で40%前後上昇しています。いかに
その高騰する勢いがすさまじかったかがお分かり頂けると思います。



ですので、当時は賃貸物件の賃料もべらぼうに上昇しました。一般的
なマンションに住もうとおもったら30~50万円は覚悟しなければなら
ないほど、賃料までが高騰してしまったのです。



日本の企業から派遣されている駐在員のかたなどは、都市部で生活
することができないため便の悪い郊外から通勤を余儀なくされました。



こうした背景には、慢性的に住宅が不足している上に、地価の急速な
高騰とが合わさったことが大きな要因としてあげられます。



賃料というのは一度上がると中々下落しませんので、インドの都市部
に生活することに固執してしまいますと、必然的に非常に苦しい生活
を余儀なくされてしまうことになります。



また、こうした流れが、大都市から地方都市に波及することを予測し、
近郊の国(マレーシア、シンガポール中東の国々など)の不動産業者
が続々と進出し地固めを行ってます。



日本の不動産業者はこの波に乗り遅れた感がございます。この異常
とまで言える地価高騰に歯止めをかけるために、ついに、インド中央
銀行がの抑制策を打ち出しました。



世界的な金融危機の煽りを受けて、インドも大きな影響を受けていま
すが、すでに都市部では土地がないので、再び地価が上昇局面に
入る可能性もありますので、注意が必要です。
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