今や、世界のIT・ソフトウェア業界はインドを抜きに語ることはでき
ない状態にまでインド人エンジニアの高い技能力が買われており、
事実、インド人エンジニアは世界中から引っ張りタコです。
金融不安が広がっている中でも、システム開発は常に進化しなけ
ればならない義務があるため、実際の現場は大変です。
インドIT業界の雇用者数は昨年3月の時点で160万人にも達して
おり、その内120万人が国外の顧客に対応するオフショア要員と
されており、需要に供給が追いついておりません。
そして、実際に今現在、インド国内のエンジニア不足が深刻化して
いるのですが、具体的な対策がなされていませんでした。
しかし、さすがに危機感を感じた政府もインド国内に複数の大学に
エンジニアを育てる為の機関の設立に動き出しました。
しかし、これらが実を結ぶには少なくとも5年は掛かります。ですの
で今後もインド国内のエンジニアの不足傾向は高まることが予想
されていることから、厳しい状況が続きそうです。
それでも世界中の企業・機関からの依頼に応えなければいけない
ので色々と試行錯誤を繰り返しております。
今現在、最も有望とされている案件としてンドのIT・ソフトウェア企業
は、対応策として、海外を拠点に独自に人材を確保して、教育する
ことで対応していく方針をすでに固めてます。
これは、欧米だけではなく、日本にもこうした動きが今後活発化する
ことが予想され、ある意味、究極の国交が図れると思います。
インドの技術が世界中に浸透することにより、インドが担う役割の大
きさは、今後より一層拡大されることが予想されます。
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