最近の米国株式市場につられるようにインド株式市場も史上最高値を更新して
いますが、あまりメディアには取り上げられません。
やはり、日本国内でインド株式市場に上場するインド企業に直接投資出来ない
ことはネックになっているのでしょうか、思っていた以上にインド株式市場へ
の投資が活発化されておりません。
先日、日本と韓国の企業がインドに工業団地を建設する事が発表され、日本
企業も積極的にインドへの進出する動きが見受けられますので、今後はインド
との貿易も含めてこうした動きが活発化することを期待します。
なぜなら、インドは以下の点で、外資を積極的に誘致しているからです。
●電気、ガスなどのインフラ整備が未だに整っていない事がネックとなり
外資が積極的にインドに進出できないため、インド政府は積極的に、
各種インフラ整備を進めています。
●市場開放政策にもとづき、今現在、国をあげて世界中にインド国内への
投資と外資の誘致をおこなっています。
●ここ数年の加速的な経済成長により、中間所得層が台頭したため、消費
が飛躍的に活発化しています。
こうしたことから、日系企業のインド市場への進出が加速すると思います。
事実、インド進出の先発組にスズキがございますが、国内での自動車販売
が不振にも関わらず、同社の業績が順調に推移しているは、いち早く、
インドに進出し上述した恩恵を受けているからだと思います。
ですので、今後も継続して自動車や家電製品など耐久消費財関連の業種に
おきまして現地生産が増えることが予想されます。
また、インド国内では現地生産を行うために必要とされる部品などを提供
する各種のサポーティングインダストリーが正直あまり発達していないこ
とがあげられます。
このため、当然の事ながら日系企業が日本国内から部品を調達する動きが
高まることから、インドへの直接投資だけではなく、日本からインドへの
輸出も増えることからダブルで両国にとって経済的メリットが高まります。
そして、さらにインドとインド株式市場へ投資が活発化することを期待します。
投資や、各種サービス、レポートなどを検討する前に必ず各企業、機関からの
正式な開示情報を必ずご確認ください。利用者の損害について、誤字、誤配信
を含め、いかなる場合も当方では責任を負いませんので予めご了承下さい。
インド株で資産運用!インド株入門トップへPR