今回はインドの携帯電話市場について簡単ではございますが、
解説させて頂きたいと思います。
ここ数年の経済成長から中間層がインド国内で台頭した事に
より、携帯電話市場が急拡大しており、月間100万人を超える
ペースで新規ユーザーが増加しております。
そして、依然として固定電話の新規加入も同じく増加してるの
ですが、インフラ整備の遅れているインド国内で、固定電話の
回線を引くのに時間が掛かってしまいます。
こうした理由から、固定電話の普及を目指しながら、サービス
面で大きなマイナス面を抱えているのが現状です。
ですので、実際に固定電話を引かずに携帯電話に加入する
人の数が多いことも手伝ってか、加入者の増加は携帯電話
の方が多いとされています。(当然かもしれませんね)
インドの携帯電話市場は、まだ黎明期にあるので、人口の多さ
や潜在的に高い経済成長を考慮すれば、今後も世界中が羨む
大きなマーケットであることには変わりません。
また、インドは中国の10年程度遅れているといわれているので
すが、仮に今後数年間のうちに、中国市場において携帯電話が
成熟期に入ったとしても、インド市場はまだ成長期にあります。
日本の携帯電話事業を営む企業にも何とか頑張って、今の内
からシェア拡大を狙って頂きたいものです。
インド株式市場に上場するIT・ソフトウェア事業や、通信業など
の企業とジョイントベンチャーで事業展開する日本企業が続々
と出てくることを期待します。
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