インド株ファンドへの投資に限らず、株式市場全体が低迷している時は株価の動きは安定し
ませんので、安定をもとめて
株式投資をおこなうとかえって損失をこうむる機会が増えます。
実際に株式市場全体が低迷している時でも、株価の動きが比較的穏やかで安定している
銘柄は存在しますが、こうした銘柄は大きな利益をあげるものではありません。
株価が一定の水準で推移しているということは、景気によって業績が左右されない銘柄の
特徴といえます。代表的な銘柄がエネルギー関連です。
特にインドの場合はインフラ整備が依然としてととのっていないため、長期間に渡って成長
しつづけるためにも、インドではエネルギーの確保が最重要課題となっています。
そうした中で、インドのエネルギー関連企業というのは長期間に渡って成長することが期待
出来ると思います。また、配当利回りが高いのも大きな特徴です。
特別な材料がでない限り、株価が大きく上昇するようなことはないかもしれませんが、その
分を高い配当利回りでカバーすることができると思います。
もちろん、世界経済が今後もさらに悪化することによって、外資の支援が受けられなくなる
可能性もあります。そうなると、やはり、成長スピードは鈍化しますので、こうした点を常に
意識して、安定したインド株ファンドに投資すべきです。
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