インド株の魅力はなんといっても、潜在的経済成長が今だに計り
しれないくらい高い国への投資に対するリターンです。
今現在インドの経済成長率は全世界で第3位につけいています。
そんな中、中国のように、2008年に北京オリンピック、2010年に
上海万博といった、世界的イベントがございません。
中国は、上述したイベントが終了した後には経済成長が失速する
可能性が高いと予想されており、この点がある意味リスクです。
一方、インドの場合は2000年に入ってから毎年5％前後の経済
成長を遂げています。以後世界経済の失速から、低迷すること
を余儀なくされた時期もありました。
しかし2003年に入ってから再び経済成長の勢いが高まり、急激
に盛り返すこととなりますます加速しています。
また今後、経済成長の規模が数年の内に中国を追い抜かすほど
の経済成長を遂げるとまでいわれています。
そして、2028年までには
GDP（国内総生産 : Gross Domestic
Product）で日本を抜いて世界第3位の経済大国となり、2050年
には世界でもっとも経済成長率の高い国になると予測されてます。
日本が戦後復興からバブル期までをピークとして、約40年という
月日をかけて、経済成長を遂げたことを今まさに、インド国内で起
こっている真っ最中なのです。
1990年代初頭の経済的に破綻寸算だった頃のインドを思い浮か
べると、確かに治安が非常に悪い状態にありました。
また、都市部を中心に環境も非常に悪く、経済的には後進国とし
てのイメージが強かったようにおもいます。
しかし、100年以上前（日本の明治時代）のインドは世界で5本の
指に入るほどの経済大国だったのです。
ですので、現状のインド経済の成長に関しては、ようやく復活を
遂げようとしている最中にあると考えております。
実際に、これまでのインド経済の躍進の発端は、IT・ソフトウェア
産業を主体として大きく成長してきｍした。
中国が世界の工場なら、インドは世界のアウトソーシング請負所
といった感じで、インド国内で技術者が不足するという深刻な事態
に陥るほど、世界中から高い技術とサービスを求められています。
そして、この勢いに乗じてインドのインフラ整備が進んでます。
世界有数の超優良企業がインドへどんどん進出しており、インド
の成長に投資しようと世界中から資金が流入にともない、魅力的
な投資ファンドが誕生しています。
先日もインド株の主要株価指数が最高値を更新しましたが、今後
のインド経済の高度成長を見込めば現在の株価水準はまだまだ
低いと感じずにはいられません。
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