2007年後半まで
インド株式市場は
インド経済の成長性を期待して大きく成長したわけ
ですが、世界的な景気悪化の影響を受けて大きく低迷しています。
このため、結果的にスタートラインまで戻ってしまったわけですが、
インド経済が長期間
に渡って今後も成長することは疑いようがないため、
割安で買える絶好機と見る向きが
強いのですが、安易に買ってしまうと痛手を被るので注意が必要です。
幸いにも
インド株の場合は
日本株と異なり、極端に業績悪化に向かっている企業の数
が少ないので、本当の意味で割安の状態にあるといえます。
企業価値がそのままの状態で
株価が下がっているだけだからです。しかし、世界景気
が回復するのが長期化するのであれば、
インドの企業も一時的に業績を大幅に悪化
してしまう可能性がありますので、様子見に徹するのも一つの手です。
外国株への
投資は
為替の問題もありますので、購入する時期はいつでも良いという
わけにはいきません。やはり、時期を選ぶ必要があります。
基本的に通年で絶好の買い場とされているのが、11月です。それまで大きく下げたとし
ても、春を迎えるまで株価が上昇し続ける傾向が強いとされているのです。
夏くらいに市場が混乱し、その影響から10月に発表される7月~9月の業績が芳しくない
ため、売られる銘柄が多く、その後、短期的に見直される場面がおとずれます。
ですので、株価の変動に一喜一憂することなく、11月に照準を合わせて、のんびり静観
する方が余裕を持って
株式投資をすることができます。
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