フィナンシャル・エクスプレス紙は、インド政府が2008年1月から卸売物価指数
(WPI)にサービス価格を含めるプランがあるとした当局者の話を報じております。
インドのWPIは、価格統計の中でもっとも注目されているようです。
フィナンシャル・エクスプレス紙によりますと、インド政府はまもなく準備が
整うサービス指数を12月までにWPIに組み込も予定です。
そうすることで新たな価格指標を設ける計画にあるようです。
インド準備銀行のレディ総裁は先ごろ、インドではサービス部門の重要性が高ま
るにつれ、価格指標としてのWPIの重要性が低下しつつあるとしております。
インドのサービス部門は2006/07年度に11%成長していることから今や国内総生産
(GDP)の60%近くを占めることとなりました。
一方こうした動きに対して、WPIの構成は製造業部門が64%と大部分を占めており、
その後に一次産品、電力・燃料部門と続いております。
そして、5月末時点のWPI上昇率は前年比4.85%と、1月に記録した2年ぶりの上昇率
6.7%から低下することとなりました。
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