『インドのパソコン需要拡大』
<トピックス>
インドの加速的な経済成長に支えられるように
パソコン需要が急激に増えた
関係で世界中のパソコンメーカーによる
インド市場への参入が本格化しています。
ヒューレット・パッカードなどに続き、デルが7月からインド工場で生産を開始する
計画をデルのマイケル・デル最高経営責任者は発表しました。
建設地は、南部のタミルナドゥ州のチェンナイ郊外で、7月からパソコンの生産を
開始をいまのところ予定しています。
また、1000人以上の従業員を採用し、年産能力は40万台を見込んでいます。
今後数年間で、売上高10億ドル(1170億円)を目標に掲げています。
このため、いま現在1万2000人の従業員は2万人に引き上げる計画です。
上述したとおり、インドにはデルのほか、HPや海外メーカーがすでに進出して
いますが、今後もさらにこの傾向は続くと予想されています。
といいますのも、先進国では、すでにパソコンにたいする需要が頭打ちとなり、
競争激化で
利益率が年々低下し、業績を圧迫する要因になっています。
しかし、インドなど
新興国市場は、その成長性の高さから無限の可能性を秘め
ているため、世界中の
企業からの
投資活動が集中しております。
また、米調査会社のガートナーのレポートによりますと、インドでの07年パソコン
販売台数を前年比20%増の約912万台と予測されていました。
ただ、難点はもございまして、デルはインドにおける「パソコンの原価の20~25%
が関税を含めた税負担で、他国に比べはるかに高い」と指摘しております。
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「以下の記事より引用」
(フジサンケイ ビジネスアイ)
『パソコン「需要」も急拡大 世界メーカー、相次ぎインド参入』PR