インドの食品加工産業は2015年まで、年に30%程度成長するとされており成長スピードを加速
するために取り入れた食品加工技術の向上により野菜などの廃棄物が大幅に減少してます。
毎年インドでは2000億ドルの食品が消費されており、その内の53%は加工食品で、うち6割は
果物・野菜のパック製品、牛乳、製粉・精米、紅茶、香辛料などです。他の発展途上国と違って、
インド国内で収穫された果物・野菜のうち加工用となるのは、ほんのわずかです。
今現在インドの加工食品業界では160万人が従事しています。そして、驚いたことに17年後の
2025年までには、3,700万人の人々食品加工業に従事することが見込まれています。
農産物加工業に関して、外資の参入について金融業のような厳しい制限が設けられておりません。
外資系企業が100%出資することが認められております。
そして、新たにインドに進出する企業に関しましては5年間の免税措置が取られるなど優遇されて
おり、物品税なども大幅に引き下げられたので、大きなメリットがあります。
今後、インドでは、所得の増大にともなってライフスタイルの欧米化が進むことが予想されます。
その場合、共働き世帯が増加に伴って加工食品の価格が低下することによって市場の拡大を加速
すると予想されております。上述したことを欧米の企業が見逃すはずもありません。
ですので、今後、インドの加工食品産業には大きな資金が投入されることとなりそうです。
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